ライフプランと​お金の目標

  • レベル やさしい
  • 読む時間 約8分
  • 最終確認日 2026年10月11日
  • 投資を勧めるものではありません

このレッスンで分かること

  • ライフプランとは​何かと、​人生の​出来事と​お金の​関係を​説明できる
  • 目標を​「いつまでに​・いくら」で​決め、​毎月の​積立額を​逆算する​計算ができる
  • 使う​時期で​お金を​分ける​考え方と、​収支の​見通しを​表に​する​方法を​説明できる

先に読むとよいレッスン:家計を​見える化する

目次

ライフプランとは​何かを知る

ライフプランは、​将来どんな​生活を​したいかを、​年齢ごとの​出来事と​お金で​具体的に​描いた​ものです。

点線の​下線が​ある語は、​押すと​意味が出ます。

金融経済教育推進機構​(J-FLEC)(出典「生活設計(ライフプランニング):せいかつせっけい(らいふぷらんにんぐ)」を別のタブで開きます)は、​生活設計​(ライフプランニング)を、​将来どんな​生活を​したいか、​そのために​何が​必要かを​考えて、​目的達成の​ために​具体的に​計画を​立てる​ことと​説明しています。​計画には、​消費生活の​安定・向上、​健康づくり、​子どもの​教育・​自立、​自己実現、​余暇活動、​老後生活への​準備などが​含まれると​しています。

金融庁(出典「資産形成の基本(NISA特設ウェブサイト)」を別のタブで開きます)は、​人生の​希望や​計画を​具体的に​描く​ことを​「ライフプランニング」と​呼び、​働き方、​家族構成、​住まいなど、​それぞれの​価値観に​よって​多くの​選択肢が​あると​説明しています。​知る​ぽると​(金融広報中央委員会)(出典「結婚、出産、住宅購入…ライフプランを立てましょう! ─ Let'sチョイ読み!お金の知恵の活かし方」を別のタブで開きます)の​アーカイブサイトの​ページは、を、​自分の​夢や​希望を、​年齢ごとに​年表の​形で​書き出した​ものと​しています。

同じページは、​ライフプランを​立てると、​漠然と​していた​将来が​具体的に​見通せるようになり、​気づかなかった​課題も​見えてくると​説明しています。

やさしく​言うと、​ライフプランは、​将来の​夢や​予定を​年齢ごとに​書き出して、​それに​いくらかかるかを​考える​作業です。

要点

ライフプランは、​将来の​希望を​年齢ごとに​具体的に​描いた​もので、​お金の​計画のもとに​なります。

人生の​出来事と​お金を知る

結婚、​住宅、​教育、​老後などの​出来事には、​お金が​必要に​なる​時期が​あります。

知る​ぽると(出典「結婚、出産、住宅購入…ライフプランを立てましょう! ─ Let'sチョイ読み!お金の知恵の活かし方」を別のタブで開きます)の​ページは、​ライフプランを​作るには、​結婚、​出産、​子どもの​入学・進学、​海外旅行、​住宅購入、​転職・退職などのが、​いつ起こるかを​考えると​しています。​考える​べき出来事は​人それぞれで、​結婚は​しない、​住まいは​一生賃貸に​する、と​いう​選び方も​あると​説明しています。

J-FLEC(出典「新年だ!ライフプランを立てよう!」を別のタブで開きます)の​コラムは、​思い描いた​ライフプランを​実行するには​お金が​必要で、​子どもの​教育費、​家の​購入、​老後資金は、​いずれも​大きな​金額が​かかると​説明しています。​お金が​必要に​なってから​慌てても、​用意が​間に​合わないため、​あらかじめ考えて、​少し​ずつ​準備していく​必要が​あると​しています。

金額の目安を調べるとき

かかる​金額は、​暮らし方や​家族の​人数などで​人に​よって​大きく​違います​(この​教材の​補足)。​このため、​この教材では​平均額の​統計は​載せません。​教育費や​住宅費の​目安を​調べる​ときは、​発行元、​調査名、​対象の​年が​書かれた​資料で​確かめられます。​「老後に​〇千万円必要」のような​一つの​金額も、​人に​よって​当ては​まらないため、​扱いません。

やさしく​言うと、​人生の​大きな​出来事には、​まと​まった​お金が​必要に​なる​時期が​あるので、​先に​「いつ​起こりそうか」を​考えて​おく、と​いう​ことです。​老後に​関わる​制度は、​「公的年金の​基本を​知る」と​「iDeCoの​基本を​知る」で​扱っています。

要点

出来事が​起こる​時期と、​必要に​なる​お金は、​人に​よって​違います。​先に​時期を​考えて​おくと、​準備しやすく​なります。

確認問題

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目標の​時期と​金額を考える

目標額を、​実現するまでの​期間で​割ると、​毎月の​積立額が​分かります。

知る​ぽると(出典「結婚、出産、住宅購入…ライフプランを立てましょう! ─ Let'sチョイ読み!お金の知恵の活かし方」を別のタブで開きます)の​ページは、​ライフプランを​描いたら、​予定する​イベントで​必要に​なる​予想支出額を​見積もり、​そのお金を​どう​準備するかを​考えると​しています。​準備の​方法と​して、​予想支出額を、​イベントを​迎えるまでの​年数で​割った​金額を、​毎年​積み立てる​方法を​挙げています。​毎年の​収入と​支出を​踏まえて、​実現できる​計画に​する​ことが​重要と​しています。

架空の​例:5年後の​目標額から、​毎月の​積立額を逆算する

これは​架空の​数字です。​5年後に、​引っ越しと​家具を​そろえる​ために、​180万円を​用意する​目標を​立てたとします。​利息や​運用の​成果は​考えません。

  1. 5年を​月数に​すると、​5年×12か月で、​60か月です。
  2. 目標額を​月数で​割ると、​180万円÷60か月で、​毎月​3万円です。
  3. 毎月の​手取りと​支出を​書き出して、​毎月​3万円を​積み立てる​余裕が​あるかを​確かめられます。

目標を​「いつまでに​・いくら」で​決めると、​毎月の​積立額が​計算でき、​毎月の​収支で​足りるかも​確かめられます。

毎月の​積立額が​収支で​出せない​ときは、​目標額を​見直す、​期間を​延ばす、​収入や​支出を​見直す、と​いった​考え方が​あります​(この​教材の​補足)。​たとえば、​同じ180万円でも、​期間を​6年​(72か​月)に​すると、​毎月​2万5,000円です。​毎月の​収支の​余りの​見方は、​「家計を​見える​化する」で​扱っています。

要点

目標額÷期間​(月数)で、​毎月の​積立額を​逆算できます。​収支で​出せるかも、​あわせて​確かめられます。

使う​時期ごとの​分け方を知る

お金は、​使う​時期に​合わせて、​短期・中期・長期に​分ける​考え方が​あります。

知る​ぽると(出典「資金繰りは使う時期に合わせて短期・中期・長期で考える ─ 初めての1人暮らし、賢いお金の管理術」を別のタブで開きます)の​アーカイブサイトの​ページは、​お金を​使う​時期に​合わせて、​短期・中期・長期の​三つの​時間軸に​分けて​貯めていく​方法を​紹介しています。​短期は​毎月の​生活費と、​中期は​教育費・住居費・​その他の​ライフイベント​費、​長期は​老後資金と​余裕資金です。​生活防衛資金の​考え方は、​「家計を​見える​化する」で​扱っています。

使う​時期に​よる​分け方​(知る​ぽるとの​ページの図表⁠)

時間軸貯蓄の使用目的
短期毎月の​生活費と、​生活防衛資金​(生活費の​3か​月〜⁠1⁠年分⁠)
中期教育費・住居費、​その他の​ライフイベント費
長期老後資金、⁠余裕資金

同じページは、​最適な​運用法は​お金を​使う​時期に​よって​異なり、​当座の​生活資金を​含む​短期の​資金には、​出し入れしやすい​銀行預金が​向くと​説明しています。​中・長期の​資金には、​資産を​増やす​ことを​意識した、​投資信託の​積立投資などが​向くと​しています。​金融庁(出典「資産形成の基本(NISA特設ウェブサイト)」を別のタブで開きます)も、​資産形成の​方法には​貯蓄と​投資が​あり、​そのときの​資産状況や​ライフプランなどに​適した​形で​使い分ける​ことが​大切だと​説明しています。​短期・中期・長期の​分け方は、​知る​ぽるとの​ページが​示す考え方です。​法律や​制度で​決まった​基準では​ありません。

近い時期に使うお金の置き場所

投資信託の​価格は​上がったり下がったりします。​近い​時期に​使う​お金を​値動きの​ある商品に​置くと、​必要な​時期に​目標額に​届かない​ことがあります​(この​教材の補足⁠)⁠。

要点

お金は、​使う​時期が​近いか​遠いかで、​短期・中期・長期に​分けて​考えられます。

確認問題

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収支の​見通しを​表にまとめる

キャッシュフロー表に​収入と​支出を​並べると、​お金が​足りなくなる​時期が​見えてきます。

J-FLEC(出典「新年だ!ライフプランを立てよう!」を別のタブで開きます)の​コラムは、​ライフプランに​必要な​お金を​明確に​する​ために、を​作る​ことを​紹介しています。​まず​収入と​支出を​洗い​出し、​表に​数字を​入れて、​100歳くらいまでの​お金の​流れを​確認します。​そのうえで、​一生涯お金が​足りるか、​貯蓄が​いつごろ​薄くなるかを​見ると​しています。

次の​表は​架空の​数字です。​今の​貯蓄を​100万円、​毎年の​収入と​支出の​差を​36万円とし、​3年目だけ出費が​増えて、​差が​マイナス24万円に​なったと​仮定しています。

キャッシュフロー表の​例​(架空の数字⁠)

年収入と支出の差年末の貯蓄残高
1⁠年目+⁠3⁠6⁠万円1⁠3⁠6⁠万円
2⁠年目+⁠3⁠6⁠万円1⁠7⁠2⁠万円
3⁠年目−⁠2⁠4⁠万円1⁠4⁠8⁠万円
4⁠年目+⁠3⁠6⁠万円1⁠8⁠4⁠万円
5⁠年目+⁠3⁠6⁠万円2⁠2⁠0⁠万円

コラムは、​考えるべきリスクと​して、​物価上昇と、​長寿化に​よる​経済的な​リスクを​挙げています。​物価上昇が​続くと​支出が​今より​大きくなる​可能性が​あり、​長寿化で、​退職後に​支出が​収入を​上回る​期間が​予想より​長くなる​場合も​あるからです。​お金が​足りなくなりそうな​ときの​改善方法は、​収入を​増やす、​支出を​抑える、​資産形成を​行う、の​三つです。

要点

収入と​支出を​年ごとに​並べると、​足りなくなる​時期が​見えます。​物価上昇と​長寿化も​考えに​入れます。

見直しと​相談先を知る

立てた​計画は​毎年​見直せます。​迷う​ときは、​相談できる​窓口も​あります。

知る​ぽると(出典「結婚、出産、住宅購入…ライフプランを立てましょう! ─ Let'sチョイ読み!お金の知恵の活かし方」を別のタブで開きます)の​ページは、​立てた​資金計画は​毎年、​随時​見直して、​計画と​実績を​確かめると​しています。​計画より​予想以上に​資金が​貯まっていれば、​別の​支出や​運用に​あてたり、​より​余裕の​ある計画に​変えたりできると​説明しています。

金融庁(出典「ライフプランシミュレーター(NISA特設ウェブサイト)」を別のタブで開きます)は、​将来の​家計収支を​シミュレーションする​「ライフプランシミュレーター」を​公開しています。​収入や​支出などの​情報と​将来の​計画を​入力すると、​結果を​グラフで​確認できます。​金融庁は、​結果は​あくまで​目安で、​将来の​結果を​予測し保証する​ものではなく、​特定の​金融商品の​取引を​推奨する​ものでもないと​しています。

一人で​決めに​くいときの​相談先と​して、​J-FLEC(出典「専門家に相談したい(J-FLECはじめてのマネープラン)」を別のタブで開きます)は​「J-FLECはじめての​マネープラン」で、​無料の​電話相談と、​個別相談の​無料体験​(お申し込みは​おひとり様一回限り)を​案内しています。​相談員は、​個別の​金融商品・サービスに​ついて​提案・推奨する​ことは​できないとされ​ています。

やさしく​言うと、​ライフプランは​一度​立てて​終わりではなく、​状況が​変わったら​見直せます。​自分で​決めに​くいときは、​無料で​相談できる​窓口も​あります。

要点

計画は​毎年​見直せます。​シミュレーターは​目安で、​相談窓口では​個別の​金融商品の​提案は​受けられません。

理解度チェック

問題を​読み込んでいます。​表示されない​ときは JavaScript を​有効に​してください。

まとめ

このレッスンで​押さえたい​ことです。

  • ライフプランは、​将来どんな​生活を​したいかを、​年齢ごとの​出来事と​お金で​具体的に​描いた​ものです。
  • 結婚、​住宅、​教育、​老後などの​出来事には、​お金が​必要に​なる​時期が​あります。​かかる​金額は​人に​よって​違います。
  • 目標を​「いつまでに​・いくら」で​決めると、​目標額÷月数で​毎月の​積立額を​逆算できます。
  • お金は、​使う​時期が​近いか​遠いかで、​短期・中期・長期に​分けて​考えられます。
  • 収入と​支出を​年ごとに​並べた​キャッシュフロー表で、​お金が​足りなくなる​時期が​見えます。​計画は​毎年​見直せます。

ステップ1の確認テスト

これで、​このステップの​レッスンは​最後です。​確認テストで、​理解を​確かめてみましょう。

10問。成績を​競う​ものでは​ありません。​結果は、​この端末にだけ​保存されます。

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出典と最終確認日

このレッスンの​事実は 2026年10月11日 に​確認しました。

ご利用にあたって

この教材は​一般的な​情報を​伝える​ための​もので、​特定の​商品の​売買や​投資を​勧める​ものでは​ありません。​税や​法律など​個別の​判断は、​金融庁や​国税庁などの​公的な​情報を​確かめたうえで、​専門家に​ご相談ください。