心理のくせと投資判断を知る
- レベル やさしい
- 読む時間 約9分
- 最終確認日 2026年10月11日
- 投資を勧めるものではありません
このレッスンで分かること
- 行動経済学が、人の判断に「くせ」がある
ことを前提にした学問だと説明できる - 損失回避、現状
維持、同調 などの傾向が、資料でどう説明されて いるかを言える - 積立や
ルール決めなどを、判断のくせと結びつけて考える見方を説明できる
先に読むとよいレッスン:損失との向き合い方、リスク許容度と資産配分を知る、SNSの投資情報との付き合い方
目次
判断のくせという考え方を知る
人の判断には、法則的な偏りが出ることが
点線の下線がある語は、押すと意味が出ます。
消費者庁(出典「ナッジとインセンティブの行動経済学」を別のタブで開きます)のサイトに載る講演
環境省(出典「ナッジ等の行動科学の知見に関するご説明資料」を別のタブで開きます)のサイトに載る説明
やさしく言うと、人は計算
要点
行動経済学は、人の判断にクセ(バイアス)がある
損失回避という傾向を知る
同じ額
消費者庁(出典「ナッジとインセンティブの行動経済学」を別のタブで開きます)のサイトに載る講演
説明
架空の例:買った値
これは架空の数字です。100万円で買った資産が、80万円に下がった場合と、120万円に上がった場合を比べます。
- 下がった場合の損は20万円、上がった場合の得も20万円で、金額は同じです。
- 資料の説明に当てはめると、損失回避があれば、同じ20万円
でも、損のほうを大きく感じることに なります。 - 大きく感じるほど、損を避ける判断に気持ちが傾く可能性があります(この教材の例。実際の行動は人によって違います)。
金額は同じ20万円
やさしく言うと、同じ金額
要点
損失回避は、利得
この節の出典
確認問題
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目先の利益や現状を優先する
将来の利益
環境省(出典「ナッジ等の行動科学の知見に関するご説明資料」を別のタブで開きます)のサイトに載る説明
について、講演
説明
やさしく言うと、先送りしたり、今のままを続けたりするのも、判断のくせの一つとして説明されています。
要点
今の利益の重視(双曲割引)と、今の状態にとどまる傾向(現状
周りや目に入る情報の影響
周りの人の行動や、身近な情報が、自分の判断に影響することが
環境省(出典「ナッジ等の行動科学の知見に関するご説明資料」を別のタブで開きます)のサイトに載る説明
消費者庁(出典「ナッジとインセンティブの行動経済学」を別のタブで開きます)のサイトに載る講演
環境省のサイトに載る説明
SNSで流れる投資
やさしく言うと、周りの人がして
要点
周りの行動に同調する傾向や、身近な情報、最初の数字に影響される傾向が、説明
判断のくせと付き合う工夫を知る
積立や
各機関が説明する仕組みと、関係しうる傾向(右の列はこの教材の見方。各機関が結びつけているわけではありません)
| 仕組み(機関の説明) | 関係しうる傾向 |
|---|---|
| 積立投資: | 値動きの感じ方に左右される傾向 |
| 先に貯蓄に回す: | 目先の利益の重視 |
| ルールを決める:リバランス(値動きで崩れた割合を元に戻すこと)の時期や方法を、毎回変えず、自分で決める(日本 | 状況による判断のぶれ |
日本
消費者庁(出典「ナッジとインセンティブの行動経済学」を別のタブで開きます)のサイトに載る講演
やさしく言うと、気合いに頼らず、決め方を先に決めておく工夫は、判断のくせと結びつけて見ることが
要点
積立、先に貯蓄、ルール決めなどは、判断のくせと結びつけて見ることが
この節の出典
- ナッジとインセンティブの行動経済学消費者庁(外部講師の講演資料を掲載。消費者庁の見解を示すものではない)(別のタブで開きます)
- 資産形成の基本:NISA特設ウェブサイト金融庁(別のタブで開きます)
- ポートフォリオのリバランスのタイミングを教えてください|投資の時間|日本証券業協会日本証券業協会(金融経済教育推進機構(J-FLEC)が掲載。内容は2024年6月以降更新されていない)(別のタブで開きます)
- リスク許容度|投資の時間|日本証券業協会日本証券業協会(金融経済教育推進機構(J-FLEC)が掲載。内容は2024年6月以降更新されていない)(別のタブで開きます)
確認問題
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架空の場面に当てはめてみる
用語を当てはめる練習です。自分の行動を決めつけるものではありません。
場面と、関係しうる用語(この教材の架空の例)
| 場面 | 関係しうる用語 |
|---|---|
| 買った値 | 損失回避 |
| 投資を始めたいが、口座の選び方が分 | 選択肢 |
| 周りの人が話題にして | 社会的証明(同調効果) |
同じ場面
個別の事情に合わせた相談先として、金融
やさしく言うと、用語は、自分の判断を振り返るための道具です。当てはまるかどうかで、自分を責める必要はありません。
要点
用語は、判断を振り返る道具です。傾向は人や状況によって違い、複数が重なることもあります。
理解度チェック
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まとめ
このレッスンで押さえたいことです。
- 行動経済学は、人の判断にクセ(バイアス)がある
ことを前提にした学問です。 - 損失回避は、利得
よりも損失をより大きく感じる傾向で、環境省と消費者庁のサイトに載る資料のどちらにも説明があります。 - 将来の利益
より今の利益を重視する傾向や、今の状態にとどまる傾向も、資料で説明されています。 - 周りの行動に同調する傾向や、身近な情報に影響される傾向も、説明
資料で整理されています。 - 積立や
ルール決めは、判断のくせと結びつけて見ることが できます(この教材の見方)。バイアスを取り除くことは容易 ではないとされています。
ステップ4の確認テスト
これで、このステップのレッスンは最後です。確認テストで、理解を確かめてみましょう。
10問。成績を競うものではありません。結果は、この端末にだけ保存されます。
確認テストを受けるこのレッスンに出てきた用語
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このレッスンの事実は 2026年10月11日 に確認しました。
- ナッジとインセンティブの行動経済学消費者庁(外部講師の講演資料を掲載。消費者庁の見解を示すものではない)、2026年10月11日に確認(別のタブで開きます)
- ナッジ等の行動科学の知見に関するご説明資料環境省(委託先の三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が作成した説明資料を掲載)、2026年10月11日に確認(別のタブで開きます)
- 資産形成の基本:NISA特設ウェブサイト金融庁、2026年10月11日に確認(別のタブで開きます)
- ポートフォリオのリバランスのタイミングを教えてください|投資の時間|日本証券業協会日本証券業協会(金融経済教育推進機構(J-FLEC)が掲載。内容は2024年6月以降更新されていない)、2026年10月11日に確認(別のタブで開きます)
- リスク許容度|投資の時間|日本証券業協会日本証券業協会(金融経済教育推進機構(J-FLEC)が掲載。内容は2024年6月以降更新されていない)、2026年10月11日に確認(別のタブで開きます)
- 専門家に相談したい | 金融経済教育推進機構 J-FLEC金融経済教育推進機構(J-FLEC)、2026年10月11日に確認(別のタブで開きます)
ご利用にあたって
この教材は一般的な情報を伝えるためのもので、特定の商品の売買や投資を勧めるものではありません。税や法律など個別の判断は、金融庁や国税庁などの公的な情報を確かめたうえで、専門家にご相談ください。